3)牛乳の場合
 牛乳による典型的な湿疹は、乳児期では顔や体に赤いぷつぷつ(ニキビより小さく鳥肌より大きい)とした湿疹ができます。幼児期になると、冬に細かい粉を吹くような湿疹に変わります。学童や思春期以降では、赤く広がりを持った湿疹になることが多く、痒みが強いのが特徴です。
 
※牛乳アレルゲンの強さの違い
 最も強いのは、生(なま)です。火を通すと反応性が落ちますが、量の問題もあります。プレーンヨーグルトは、食べる時には生より弱いのですが、触って湿疹が出る場合は生の牛乳と同じくらい強い症状を出すようです。後でお話ししますが、チーズは仮性アレルゲンを含むため、痒みなどの症状を起こしやすいので注意が必要です。(仮性アレルゲンの項を参照)カマンベールチーズやブルーチーズはカビが付いていますので、カビアレルギーの人は注意して下さい。(カビアレルギーの項を参照)
 牛乳アレルギーの場合、人工乳(ミルク)は生の牛乳より反応は弱くなります。人工乳間では、一般にフォローアップミルクの方が、新生児や乳児初期に与えるミルクより強く反応します。牛乳アレルギーなら母乳が最良ですが、人工乳が必要な場合、まずマイルドな加水分解乳であるペプチドミルク(いい赤ちゃん、ペプディエット、すこやか)を試します。 それで思わしく無ければ、加水分解をより強くしたMA1やエピトレスを、それでも駄目なら、低脂肪MA1や合成したアミノ酸をベースにしたエレメンタールフォーミュラーを試していきます。この順に、だんだん値段も高くなります。経済的な負担を考慮した順序ですが、大事なお子さんが確実に良くなると云う保証が有れば初めから高価なミルクで良いでしょう。しかし、なかなかそうは行きません。牛乳アレルギーの場合、他のアレルギーをも合わせ持っている場合が多いものです。
 人工乳は、母乳に近付けるため、牛乳以外に色々な素材を添加して栄養成分を調整していますが、ミルクの種類毎に異なっています。特に注意すべき成分として、牛乳蛋白の加水分解(乳蛋白がどれだけ細かく分解されているか)の程度と油脂や糖の種類が上げられていますが、これら以外の調整成分との相性も含めてトータルの反応性が問題になります。どのミルクが最も被害が少ないかは、試してみなければ分かりません。もし、まだ少しでも母乳が出るのなら、まずお母さんが飲んで母乳を通した反応をみるのが無難です。
 また、症状がひどくて一刻の猶予も無いなら別ですが、ミルクの種類を一辺に変えるのでは無く、新しく試すミルクを一匙ずつ増やして(その分以前のミルクを減らして)行く方が無難です。と言いますのは、新しいミルクは未知の症状を出す可能性があるからです。(味を嫌うとか下痢なども)場合によっては、一方で下痢に傾き、他方で湿疹が悪化するので、トータルで一番反応の弱い割合、たとえば双方半々とすることもあります。このことは、牛乳アレルギーの無い場合での一般ミルクについても同様です。人工乳の選択も、食事と同様、変化をつけて一番被害の少ない物や組み合わせを見付けることが必要です。
 
※カルシウム源として牛乳は必須か?
 牛乳アレルギーの人をたくさん診てきましたが、いつも質問されるのは、「牛乳を飲まないでカルシウム(Ca)不足になりませんか?」です。確かに、最近の日本人の多くは歯も骨も大変弱いように感じます。しかし、それは牛乳を飲んでいないからでしょうか?火山国の日本は、もともと食品にCaが少ないことが指摘されています。ただ、昔の日本人に比べても現代の人は著しく弱いのです。牛乳を毎日1リットル飲んでいる人にも骨粗しょう症になっている人がいます。実は私もこのことに随分悩んだ経緯があります。昔よりCa不足になった原因は何でしょうか?昔よりストレスが多いのでしょうか?昔だって少なくない筈です。電磁波や化学物質の影響はどうでしょう。これは、昔と比較できませんから否定はできません。
 しかし、考えれば考えるほどおかしいのです。まず、牛乳を飲まなければCa不足になると云う考え方への単純な疑問です。乳牛は何を食べているのでしょう。成牛が牛乳を飲んでいる所を見たことが有りません。夏の放牧期には、草ばかり食べています。しかし、Caをいっぱい含んだ牛乳を私達人間にたくさん与えているのに、立派な骨をしています。骨の弱い牛の話は聞いたことが有りません。確かに、牛の食べる牧草の量は大変なものです。それにしても草からCaをとっていることに変わりはありません。
 牛と人間では、酵素系も違うでしょう。では、日本人の祖先はどうでしょうか?実は、鎌倉時代から江戸中期までの歴史書には乳製品を食べていたという記載が消えて無いそうです。平安時代以前には有りますが、相当貴重な物だったと思われます。何故なら、天皇の名前に乳製品名が付いているのですから。
 醍醐天皇や後醍醐天皇の名は有名ですが、この醍醐というのはチーズのことだそうです。味噌汁天皇とか米天皇というネーミングさえ無いのですから、乳製品は一部上流社会の人しか味わえない貴重品だったのだろうと推定されます。一般の日本人が大量に飲みだしたのは、ほんの50〜60年前つまり第二次大戦後なのです。それなのにそれ以後の方がCa不足というのは、どういうことなのでしょうか?
 私はCa不足の原因は、もっと別の所にあると思っています。例えば、砂糖の取り過ぎです。日本大学薬理学部の田村豊幸元教授は、Ca欠乏症という本の中で、ラットに清涼飲料水を水の代わりに与えたら、二年間で、そのラットが虫歯だらけになったばかりでは無く脚の骨から頭蓋骨までボロボロになったという実験事実を伝えています。また、リンの取り過ぎもCaを骨から追い出すことにつながります。食品添加物のリン酸塩や有機リン系農薬、数年前まで主流だったリンを含んだ洗剤の大量使用にも原因があるように思います。
 この他にも、骨の代謝には含硫蛋白や甲状腺、副甲状腺ホルモン、ビタミンD、腎臓や消化管の働きまでたくさんのファクターが影響します。甲状腺ホルモンなどを撹乱し免疫を狂わすダイオキシンなどの環境ホルモンやアレルギーによる影響もあるかも知れません。 
 もう一つは、野菜、海藻や豆類の摂取不足です。国立健康栄養研究所健康増進部の西牟田 守氏や「カルシウムは体に悪い」の著者である近藤 賢氏によれば、Caの吸収にはCa、リン、マグネシウムのバランス、特にマグネシウムの摂取が重要で、このバランスが最も良いのが これら野菜、海藻、豆類であると指摘しています。また、日本人の長寿地域と短命地域を昭和15年から36年以上に渡って調べた東北大学公衆衛生学の故近藤正二名誉教授は、これらが長寿をもたらす必要因子だと言っていました。やはり、昔から摂ってきたCa源である野菜や海藻、豆類をしっかりと摂ることが基本ではないかと思います。
 牛乳に対するもう一つの疑問は、乳糖に関することです。宮崎大学の島田彰夫教授によれば、日本人の乳糖不耐症(たくさん牛乳を飲むとお腹がゴロゴロして下痢をする人)は、95%だそうです。民族差があり、6000年前から牛乳を常食していた北欧スウェーデン人は、わずか3%です。牧畜が主要な食糧源であった地方では、牛乳に適さない人々が健康状態を維持し子孫を残し難かったと考えれば、自然淘汰で残った多くの人が牛乳CaはOKというのもうなずけます。アフリカの黒人は、ほぼ100%乳糖不耐症ということですが、本来の哺乳類の姿はどうなのでしょうか?
 離乳期を過ぎて乳類を摂っている動物は、人間だけです。乳牛ですら牛乳を飲んではいません。島田教授が言うように、乳糖不耐症が病気ではなく、乳糖持続耐症とでも言うべき変異種が出現したと考えるべきなのかも知れません。しかし、アレルギー以外に重要な問題は、乳糖不耐症による下痢ではありません。乳糖分解酵素と一緒に減ってしまうガラクトキナーゼという酵素なのです。下痢になれば、乳糖もろとも栄養素が流れて行くだけですが、ヨーグルトのように乳糖が果糖とガラクトースに分解されていると、吸収されたガラクトースをブドウ糖に変換するのに必要なガラクトキナーゼが無いために変換不能となって体中を巡ります。その落ちつき先が、目の水晶体(レンズ)です。このガラクトキナーゼの沈着が、白内障の原因のひとつです。 
 ガラクトキナーゼが完全に欠損していると赤ん坊でも白内障になりますが、一般には、少なくなっているだけの部分欠損です。ガラクトースは、レンズの周囲から徐々に沈着していくため、症状として現れるのは老人になってからが多いでしょう。しかし、欠損の大きい人や大量に牛乳を飲む人では注意が必要です。アトピー性の白内障は、ステロイドを止めた後のリバウンドで目の周辺の湿疹が増悪したしばらく後で発症しやすいと言われますが、この様な時に牛乳を止めていたグループでは白内障が起きにくいという結果も有ります。また、これとは別ですが、島田教授は牛乳を多飲する子供達や女学生に近視が多いことを揚げています。いずれにせよ、日本人は牛乳を多く摂らない方が無難でしょう。牛乳アレルギーの無い人でも、牛乳は嗜好品として時々料理に入れて楽しむくらいが良いだろうと思います。
 
4)甘い物の場合
(定義)
 ここで言う甘いものとは、砂糖や甘いお菓子・ジュースばかりでは無く、果物やアルコール、パンまで含めます。 更に、料理用のお酒、みりん、穀類まで一括しますので、糖質と言った方が良いかも知れません。ただ、この中で、甘みの強いもの嗜好性の強い物の方がファクターとして大きいので、甘いものとしました。 
 
※甘いものの取り過ぎとカビアレルギー
 甘い物で何故症状が悪くなるかの理屈については、アメリカのクルックが、イーストコネクションとして発表しています。私達の大腸には、カンジダというカビが常在菌として存在していて、ビタミンB群などを作っています。しかし、主に果物・砂糖・アルコールなどの甘い物が多くなると異常増殖し、小腸にまで菌糸を延ばし、腸の粘膜をただれさせて、食べ物アレルギーを起こし易くします。クルックの仮説ですが、このカンジダが、カンジトキシンという毒素を出して免疫能まで低下させ、感染に罹り易くするとしています。 最近の子供達は、風邪でもすぐ2次感染を起こすので、大抵の医者は、最初から風邪では必要の無い抗生物質を予防のため出しています。しかし、抗生物質の服用が頻繁になると良い細菌まで減るため、一般の抗生物質では死なないカンジダが更に増えるという悪循環になります。
 また一方では、アレルギーがこじれて重症化すると、ステロイドの飲み薬まで長い間使われることにもなりかねません。ステロイドもカンジダを殖やし、こちらのルートでも悪循環が出来てしまいます。
 もう1つは、カンジダが殖えることで、カンジダ自体にアレルギーが起こります。
カンジダはイースト族ですので、親戚関係にあるイーストや他のカビ・酵母にまで反応することになります。
 
※典型的な発疹
 典型的には、赤くなった所の上に、粉をまぶした様に、表面がカサカサした湿疹が、大きさは色々ですがコイン状になったり地図上に広がったりと、どこにでも出ます。特に、髪の生え際、目や口のまわり、耳の前や中、首のまわり、肘の内側や乳首、膝、手首や手、手の指も、カサカサ乾燥して横割れしてきます。足首や足の指まで出ることもあります。 このような湿疹は、室内のカビでも悪化します。大人では、これに加えて顔が真っ赤になり、赤鬼様の顔貌になれば、カビが関わっている可能性が一層強くなります。
 
※楽しみから弊害へ
 昔から、甘いものは、大事な楽しみとし持て囃されてきました。つまり、嗜好品なのです。毎日がお祭りならどんなに楽しいだろうと私自身も昔は考えたものです。しかし、当時に描いていた夢が現実になってみると、たくさんの弊害が現れてきました。お祭りは時々だから楽しいのであって、それが日常的になれば、ただエスカレートするだけで収拾が付かないばかりか、体をズタズタにしてしまうことになりました。成人病といわれる生活習慣病や癌、アレルギー悪化の原因のひとつが、甘いものの取り過ぎになっています。砂糖の害については、一般書にも書かれた物が多数有りますので参考にして下さい。
(参考書の例)砂糖の害について---田村豊幸著『カルシウム欠乏症---砂糖の副作用』芽ばえ社 他
 
※症状の出方
 甘いものは、動物性蛋白のように急激な症状の変化をもたらすことは少なく、ジワジワ積み重なることで、症状を表して行きます。そのため、クリアカットに原因を特定しにくく、その気で対策をとって行かないと実感しづらいものです。
 
※ファクターの強度
 アルコールが最も強く、飲んだ後の症状の悪化に気付いている人も少なくありません。果物も軽視できません。中でも、バナナで悪化した人が一番多かったのですが、暑い時、暑い所で取れた物の方が悪い傾向が有ります。代表例は、バナナ、メロン、キウイ、西瓜です。この他、体を冷やすという柿と、ブドウも無視できません。比較的反応の弱い傾向にあるのは、みかんとリンゴでしょうか。しかし、それ以上に重要視したいのは旬のように思います。
 北海道ではイチゴの旬が六月ですが、この時期にイチゴを食べても症状がさ程悪くならない場合が多いように思います。昔は、果物をたくさん食べても湿疹や他のアレルギー症状など出なかったのも事実です。旬であっても多すぎるとトラブルが起る理由は、今の果物が昔よりずっと甘いためではないかと思います。農薬や、化学肥料を大量に含む土にも問題が有るのかも知れません。それより何より、他の甘いものを食べすぎている上に、更に甘い果物が加わっていることが 一番の原因でしょう。症状の出方の所でもお話しましたように、甘いもの(糖分)は積み重なることでジワジワ症状を悪化させて行くという特徴が有るのですから。
 旬の果物を少量なら良いことにしましょうと、お話していますが、そのくらいでは大丈夫になるように他の食べ物などに気を付けて下さい、という気持ちなのです。でも、いくら少量でもジュースとなれば話は別です。大きなリンゴを丸ごと一コ100%ジュースにしても大した量には成りません。逆にに言えば、少量のジュースでも大量の果物を食べたと同じだけの果糖が入ることになります。
 ジュースの大きな問題点は、もう二つあります。一つは、良く噛まずにゴクゴクと飲んでしまうことです。噛むことにより唾液がたくさん分泌され、癌や成人病、アレルギーの予防や改善にもつながるという話もありますが、この最も副作用の少ない自然の妙薬、唾液が出てきようがないのです。(注)
(注)唾液の効用
 唾液には、発癌を抑えることを示す実験データもありますが、中に含まれるペルオキシダーゼなどは、癌や成人病、アレルギーを悪化させる活性酸素を壊す働きまであります。昔から言い伝えられた噛むことの効用は、現代科学でもその意義の一部が解明されて来ています。良く噛むことを心掛けましょう。
 
(参考書) 西岡一著『あなたの食卓の危険度--安全食事10カ条』農文協
 
 もう一つは、冷たくして飲むことです。ぬるい缶コーヒーを思い浮かべてください。ベタベタするほど甘くありませんか?  実は、冷やすと甘さを感じにくく、冷たいものを甘く感じさせるためには、砂糖や果糖液糖などがたくさん必要です。また、酸味の強いものなら尚更です。私達の子供の頃には、何かの行事にケーキにジュースというのが定番になっていた時期がありました。甘いケーキを食べた直後に酸っぱいジュースを飲むと甘さが吹き飛んで、何だかすっかり損をした気持ちになった記憶があります。酸っぱいものを甘く感じさるにも砂糖がたくさん必要になります。ですから、甘いもの好きの人には、ジュースはとても損な代物なのです。
 甘いものの積み重ねの中には、穀物の糖分も含まれます。穀類は、それ自体にアレルギーがなければ、甘い物として上げた食品に比べて遥かに弱いのですが、多くなると積み重ねのファクターになってきます。
 
※プラス思考と甘いもの対策
 許容量が有るのですから、折角食べるなら物凄く美味しいものを少しにして良く噛みしめたその後に、暖かいハーブティーやルイボスティーで余韻を楽しむというのは如何でしょうか?これに良い音楽の演出などを加えて、ダイアナ妃にでもなったつもりでリッチな心持ちになってみるというのも良いでしょう。今の日本では、どこへ行っても誰かが甘い物をたべています。甘い物が好きな人なら、その度に暗くなりストレスを感じてマイナス思考に陥ってしまいます。  
 アレルギーばかりでは有りませんが、暗くなったり張り詰めてばかりでは、あまり良い方向付けができないものです。いつも食べちゃいけない食べられないと緊張状態を続けるのでは無く、食べられない訳じゃないけどその程度の安っぽいもので悪くなるのは割に合わないから、その分最高に美味しいものを食べる分に取って置くんだくらいに考えましょう。本当に高くて美味しいものなら、あまり変な添加物も入っていないかもしれないし、たくさん食べなくても済むでしょうから。本当に美味しければ、少しくらい痒かったり苦しくても、あれだけ美味しかったんだからこのくらいは我慢できると思えるでしょう。そう思える物でなければ止めておこうとセルフコントロールすることの方が大切なのです。つまりプラス思考に心掛けることです。
 また、甘いものは積み重ならなければ症状を出さないのですから、少量で満足できる場合なら、我慢するよりほんの少し食べてストレスをパンパンに膨らませない方が良いでしょう。しかし、少し食べると、それが引き金になって、たくさん食べずには納まらない人もいます。この場合は、普段は目の前に置かないようにするしか方法がありません。どうしようもなくなる前に、イベント的に解禁日を作ってその日は試す気持ちで割り切って食べる方が良いでしょう。
 
※甘い物の被害を弱める条件と対策の基本
 なんと言っても甘い物を減らすことが第一ですが、運動によりエネルギーにして消費していまうことも効果的です。寒い季節の方が悪化しやすいので、秋冬での対策を十分にしておくことです。但し、許容量の増える暑い時期に甘い味を知ってしまうと、しっかり対策の必要な時期にも目の前にも置けない事態になりかねません。穀類の糖分も、多くなると問題になってきます。ゆっくり良く噛むことで、満腹中枢が満足するまでの時間をかせげます。ご飯を減らすことばかりに捕らわれていると、返ってストレスになり食べたい気持ちが強くなってしまうことがあります。それより、ゆっくり良く噛めば満足するまで食べて良いことにしてやってみましょう。でも、お代わりは少な目に盛って下さい。途中でお腹が満足しても、残すのがもったいないでしょう。(好きな物は特にそう考えるものです)そのかわり、お代わりは何回しても良いことにして下さい。
 対策は、ストレスにならず(あまり意識しなくても済むようにして)、楽しくできることが大切です。そのためには、甘い物を目の前に置かないようにして、楽しめて長続きする運動が良いでしょう。戸外で楽しく運動してお腹を空かして帰れば、おやつ無しで美味しくご飯が食べられます。それに備えてたっぷり作り置きしておけば万全です。その時でも、眼の前に好きなものを置かれて我慢するのは、至難の業ですから、眼の前に如何にして置かないかという対策の基本は変わりません。